レバレッジについて

イミミン

2009年11月03日 13:05

FX取引の特徴の一つとして、取引業者に預け入れた証拠金の数倍から数十倍のトレードが出来ることが挙げられます。このことを「レバレッジ効果」といいます。
レバレッジは「てこ」のことを指しますが、「てこ」は小さな力でも大きな物を持ち上げることができます。
FXも少ない証拠金をもって、数倍の額でのトレードをすることで大きなリターンが期待できます。初心者のうちは、あまり欲張らずにして下さいね。
例を挙げます。50万円の証拠金で「レバレッジ5倍」であれば250万円までのトレードが可能で、「レバレッジ10倍」であれば500万円までのトレードが可能ということになります。
レバレッジ効果は、このような多額のトレードをして大きな利益が期待できる反面、想定外の相場になった場合には損失も大きくなってしまいます。
『レバレッジ効果=ハイリスク・ハイリターン』であることを初心者のうちに、理解しておかなければなりません。
為替相場が1ドル=105円の時に1万米ドルのドル買いをしたとします。この場合「日本円で105万円のポジションを持つ」といいます。1万米ドルを買う(105万円のポジションを持つ)のに必要である証拠金が1万円と仮定して、105万円÷1万円=105となりレバレッジは105倍という計算となります。
必要な証拠金が10万円であるならば、レバレッジは10.5倍となります。
レバレッジ倍率は、業者によって変わってきます。
一般的には、MAXで10倍~20倍に設定している業者が多いようですが、50倍、100倍もしくは200倍の設定ができる業者もあります。
また、レバレッジを高目に設定することにより必要となる証拠金も高くなる場合がありますので、自己資金に見合った取引業者を選択するようにして下さい。

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