2009年11月03日

『デモトレード』活用の必要性2

お試しである「デモトレード」において成功できたので、FX 初心者を脱出、さあ本番トレードへ・・・と焦る気持ちもわかりますが、少し冷静になりましょう。
「デモトレード」で成功したとしても本番トレードではなかなか成功できないでいる方が多いケースが現実なようです。
真剣にやった方が勝てなくて、お気楽な方が勝てた。ということは「デモトレード」で成功していない人は本番トレードでは、もっと成功できない可能性が高い。ということなのです。
ではなぜ、「デモトレード」では成功できたのに、本番トレードでは成功できないでいるのでしょうか?
「デモトレード」で成功できるということは、「お金を儲けたい」と思う気持ちが強くない、ということだと思います。
「お金を早く儲けたい」という気持ちが強過ぎる場合には成功できない、ということなのです。
それでは、なぜ「お金を早く儲けたい」という気持ちが強過ぎると成功できないのでしょうか?
このような場合、相場から何とかして利益を出してやろう、という気持ちが強まります。
この結果、上がる!と思って買ったものが下がったとしても、買ってしまったものが儲かる方へ動くだろう・・・という甘い気持ちが強くなり、なかなか売れない状況になっていきます。
また、上昇ムードでは置いていかれたくないという気持ちが働き、つい飛び乗って買ってしまった途端にピークが訪れて、そこから下がる・・・ということも少なくはありません。
相場は論理的に動くのではなくて感情的に動くものである、と考えた方がよさそうです。
感情的になると失敗する傾向が強くなってきます。誰でも損を確定したくはありませんし、利益が出たなら早目に確定したいという気持ちが強くなります。
ですから、損失は大きく引っ張ってしまう傾向が強くなってしまいます。
本番トレードで成功できないでいる方の多くは、以下のような失敗に陥りやすいと言えます。
(1)希望的観測を持ちながらのトレードが多くなりがち。
(2)損を確定させたくないという思いから、判断が鈍ってしまったりして、なかなか「損切り」ができない。
(3)経験や失敗から作るべき、「トレードの自分ルール」が確立できない。
(4)感情的なトレードを繰り返して折角の儲けるチャンスを逃してしまう。
このような事はトレードで成功できない人の共通点といえます。
この為にも、「デモトレード」で試しを繰り返し行って経験を積むというステップを踏んだ上で、FX 初心者を脱出し、本番トレードに望んでいってください。



同じカテゴリー(FXについて)の記事
逆指値注文について
逆指値注文について(2009-11-03 13:05)

取引通貨の選び方
取引通貨の選び方(2009-11-03 13:05)

ローソク足の見方
ローソク足の見方(2009-11-03 13:05)


Posted by イミミン at 13:05 │FXについて