2009年11月03日

「ストップ・ロス注文」と「リミット注文」について

あまりFX初心者では使用しない注文方法ですが、「ストップ・ロス注文」について説明していきます。
「ストップ・ロス注文」は、損失をあらかじめ限定できる注文方法です。
もし仮に、為替相場が自分の予想とは逆の動きをした場合でも、出来る限り損失は小さく抑えたい、あるいは損失をあらかじめ限定しておきたい、と考える場合には「逆指値注文」が有効となります。
例えば、相場が1ドル=100円00銭とします。1ドル=102円00銭まで上昇すると予想(ドル高になる)し、差益を得たいと考えたとします。予想が外れてしまい1ドル=98円00銭まで下降(ドル安になる)すると2円分の損失が発生します。
最大1円までの損失に抑えたいと考えた場合には「1ドル=100円00銭でドルを買い、1ドル=99円00銭で売るという注文を出します。
この注文により、予想とは反してドル安となった場合でも、最大で損失1円ということになり、限定した損失に抑えられることになります。
このような買い方を「ストップ・ロス注文」といいます。損失が拡大していかないように、リスクを抑える手法として有効な方法といえます。
続きまして、これもあまりFX初心者は、使わないのですが、利益を確定する「リミット注文」について説明していきます。
例えば、ドル高になると予想して1ドル=100円00銭でドルを買ったと仮定します。
為替相場が予想どおりに動いて、1ドル=105円00銭まで上昇(ドル高)しました。 利益を確定したい場合には、1ドル=103円00銭で「逆指値による売り注文」を出しておくことで、1ドル=105円00銭から103円00銭にドル安になった場合でも、3円の利益が確定されるわけです。
このように、為替相場が予想どおりになった時は、逆指値を上げていくことで、一定の利益確保を狙うというのにも有効な手段といえます。
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Posted by イミミン at 13:05 │FXについて